難削材

難削材とは、切削が難しい材料の総称です。硬い、変形しやすい、粘性が高い、熱伝導率が悪い、発火・引火がしやすいなど様々な特性により、一般的な切削工具では効率的に加工することが困難です。
一方、一般鋼材に比べて強度や耐久性、耐熱性などの機械的性質に優れており、航空機や自動車、医療機器など、変形や破砕、破断が許されない厳しい条件下でも高い性能を発揮するため、現代社会には欠かせないものとなっています。
代表的な難削材としてはステンレス、チタン、インコネル、ハステロイなどの合金鋼や炭素含有率の高い工具鋼が挙げられます。
合金鋼は硬さや摩耗に対する強さなどを意図して上げているため、加工が難しいものがほとんどです。

難削材の加工について

難削材を適切に加工するためには、高品質な工具と高度な技術、最適な切削条件が不可欠です。
R-GEARでは難削材加工に適した軸付砥石など幅広い工具を取り扱っています。